【アメリカ横断記】アンテロープキャニオン
次もキャニオンです。
アリゾナのページという町の近くにあるアンテロープキャニオン。
このアンテロプキャニオンは、グランドキャニオンと同じコロラド台地にある。
名前は聞いたことなくても、写真を見たことある人は多いはず。
グランドキャニオンからは車で3時間くらい。
比較的近いため、グランドキャニオンまで行くならアンテロープキャニオンもセットでいくのがおすすめ。
これを目印にしていくといい。
アンテロープキャニオンも、グランドキャニオンと同じように、長い年月をかけ、水が大地の柔らかい砂岩を侵食してできた地形。
ここではキャニオンの中に入ることができて、間近で地層を見ることが出来るし実際に触ることも出来る。
アンテロープキャニオンはツアーに参加しないといく事ができない。
ツアーでは約2時間くらい歩き回ることになる。
空気も乾燥しているから喉がめちゃくちゃ乾く。ツアーの最初と最後に500mlの水を貰えた。
ナバホ族
いわゆるイデンィアン。
アンテロープキャニオンがあるこの場所は、アメリカの先住民族であるナバホ族の聖地とされている。ナバホ族はアリゾナ、ニューメキシコ、ユタの3州にまたがる約7万平方キロの場所に現在約20万人が住み、自治政府と議会を持っている。
アンテロープキャニオンの管理運営はナバホ族によって行われ、ツアーも全て彼らが行なっている。そのため、アンテロープキャニオンは、彼らにとってとても大きな観光資源となっている。
UpperとLower
アンテロープキャニオンには、UpperとLowerの二つがある。
Upperはジープみたいなので入り口まで移動して、そこから徒歩で中に入っていく。階段とかがないため歩きやすく、こっちの方が人気があるらしい。
Lowreは、徒歩で入り口まで向かう。灼熱の中10分くらい歩くと入口に着き、そこから階段を下って中に入っていく。中に入ってもアップダウンがあり、はしごみたいな階段もあった。かなり狭いため歩くのが大変だった。
事前に調べるとLowreのほうがおすすめという情報が多く、自分たちはLowreの方に参加した。
Lowreのツアーの受付。そしてツアーの待機場でもある。
ツアー会社は2つあったけど、どっちもあまり変わらないらしい。
日差しが強いのでみんな日陰に入っている。
Lowerのツアーはこの場所から入り口まで徒歩で移動する。
10人くらいが一つのグループになって回る。
一番左の人がナバホ族のガイドの人。
右の四人は確かオランダとかそこらへんの国のファミリー。
アンテロープキャニオンがどうやって出来たかとか、キャニオン内での注意事項を説明してくれた。もちろん英語で。
砂漠がめちゃくちゃ広い。
どこまでも続いているように思える。
キャニオンの入口。
ここでも15分くらい待った。
この先に階段があって、10mくらい降りて中に入っていく。
ナバホの人が、iPhoneでインスタ映えする写真の撮り方を教えてくれた。
フィルター?でクロームを選択するらしい。
アンドロイド+一眼の自分には全く関係ない話。
Lowerのキャニオンはとても狭く、人一人通るのがやっとのところもある。
そしてこんな感じで階段が至る所にあるので、かなり体力をつかう。
中はめちゃめちゃ混んでいる。
階段とか狭いところがボトルネックになっていて、階段周辺は詰まりがち。
狭い空間にめちゃくちゃ人がいるので、熱気とか声がすごい。
それぞれが想い想いに写真を撮っているのでなかなか進まない。
岩のかたちが何かに見えるポイントがいくつもあり、その度にガイドの人に写真撮れって言われる。
これは女の人が横を向いてる風に見えるやつ。
これはイーグルの頭。
これはおっさんがなんかを吐き出してるように見える。
他にもたくさんあったけど、それは自分の目で見ましょう!!笑
「この白くなってるのはこういう成分が含まれてるからだー」とかも説明してくれたが忘れてしまった。
なんだっけ。
中の写真ははっきりいってどれもおんなじ感じになってしまう。
同じような光景が続くため、ツアーも途中で飽きてしまう。
ツアーの最後は、こんな感じの地面の割れ目から出てくる。
出口も結構狭くて、色々ものをぶつけた気がする。
ここからツアーの受付があるとこまで歩いて移動してツアーは終了する。
そこでキンキンに冷えたペットボトルの水をもらえた。
観光とはいえ、結構な運動量だし空気も乾燥+とても暑いので、水分は各自で持ってくことをかなりお勧めしたい。
もらった水だけでは不十分かもしれない。
ツアーは終始英語だが、観光地でガイドも観光客慣れしてるため、わかりやすい英語で説明してくれて話してることの八割くらいは理解できた(と思う)。中には「キヲツケテーキヲツケテ」とか「ユックリー」とか、ものすごいカタコトだけど日本語が話せる人もいた。他の国の言葉でもなんかいってた。
アンテロープキャ二オンやグランドキャニオンは、自然の力を感じさせられる場所だった。水の力ってすごい。
また、ここら辺は基本的に乾燥がすごいので水分は持っていくべき。
日差しも強いので、サングラスや帽子もあったほうがいいと思う。
あと、Lowerへいくなら動きやすく汚れてもいい服装で!
案外これ重要。
現地で飛び込みでもいけるらしいけど、ツアーの予約もネットでしてからいったほうがいいと思う。
時間帯によっては、陽の角度とかの問題であまりいい写真が撮れないかもしれないので事前に調べたほうがいいかと思う。
陽が長いからなのか、アメリカでは時間がとてもユックリ流れている気がした。
ただし時差には気をつけなはれや!!!