KINOLOG キノログ

お出かけ好きです。車も好きです。つまり車でアメリカ横断しました。     

【アメリカ横断】キャデラックランチ

f:id:kinopyy622:20180127215545j:plainホワイトサンズを訪れた後は、ひたすら移動

 

もともとホワイトサンズだけが大きくルートから外れていたこともあって、次に立ち寄ったところまで600km8時間以上運転しないと行けなかった。

 

しばらく何もない真っ直ぐな道を北上して、とりえずサンタ・ローザという街を目指す。

サンタ・ローザまではハイウェイとかがないので片側一車線の一般道を走る。

 

交通量はめちゃめちゃ少なくて基本真っ直ぐなので走りやすい道だった。スピードも出せる。

 

 

 

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向こう側から気球が出てきそうな風景。

あの目の検査のやつ。

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地平線までまっすぐだ 

 

 

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ガソスタに立ち寄ると始まる恒例のガラス清掃

 

田舎道を走っていると、フロントガラスとか車の前面に大小様々ながめちゃくちゃぶつかってくる。

だから、こまめに掃除しておかないとこびりついて視界が悪くなる・・・

 

アメリカのガソスタにはガラス掃除用の道具が常備してあるので、それで掃除する。

 

 

 

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 サンタ・ローザからはインターステートで東へ向かう。

 

 

 

そして、8時間以上運転してたどり着いたのがキャデラックランチという場所。

 

 

 

 横断開始5日目にしてようやくアメリカの真ん中らへんに!!

砂漠ばっかだった周りの風景も、徐々に緑が多くなったり、ビルが多くなってきたり変わり始めている。

 

キャデラックランチ

キャデラックランチは、カウボーイの街として有名なテキサス州アマリロにある観光名所。

どんな場所かというと、簡単に言えば土にキャデラック(アメ車)が突き刺さっている。そんな場所。

それだけ?って思うかもしれないけど、何台ものキャデラックが等間隔で一列に突き刺さってて、スプレー缶でめちゃくちゃ塗装がされている。アート作品と捉えることもできる。

 

日本ではマイナーな場所だけど、現地では有名みたい。

すぐそばをHistoric Route 66とインターステートが通る。

 

道路沿いにあって、駐車場もなく車は路駐スタイルなんだけど観光バスも止まったりしていた。

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入り口はこんな感じ。

アメリカにしては狭め笑 

 

入り口を入るとまっすぐ道が続いてる。

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両サイドは

 

キャデラックランチはこの畑の中にある。

 

ちょっと歩くと

f:id:kinopyy622:20180127221415j:plain見えてきた!

なんか突き刺さってる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがキャデラックランチの全貌。

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ここにいた人のほとんどがスプレー缶を持っていてキャデラックに落書きしてた。落書きは勝手にしちゃいけないイメージがあるけど、どうやらここでの落書きは公認らしい。

ほとんどの観光客がペイントするから、行くタイミングによって車の色が違うらしい。

 

その代わりスプレー缶のゴミが大量に落っこってた。

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これはちょっと萎える。

埋まってるし。

なんか道みたいなのできてるし。

落書きするのはいいけど、ゴミは持ち帰りましょうね。笑

 

 

車だけじゃなくて地面にもがっつりペイントありました笑

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これを作った人の頭はどんなになってるんだろう。

日本人じゃ絶対に思いつかない。

 

この色、この光景はこの時にしか見られないから人が集まるのか?

これがアートなのか?

作者はこうなることを考えて作ったのか?

 

素人にはわからないですね。笑

 

アマリロ

テキサス州にあるアマリロ

アマリロはカウボーイの街として有名。1887年に鉄道建設とともに町が発達して、肉牛の積み出し地となり、天然ガスと石油の発見により発達した。また、現在ではヘリコプター製造の拠点になっていて、あのボーイングなどの工場があり、オスプレイの最終組立も行われているらしい。かつてはヘリウムの生産が行われていた。

そんなアマリロの主要産業は畜産で、アメリカ合衆国内の牛肉の生産量のおよそ1/4が生産されているらしい。

 

f:id:kinopyy622:20180128000732j:plain泊まったRVパークではカウボーイの親子?がお出迎え。

 

 

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管理事務所では愉快なおじさんたちが。

西陽がいい感じに当たってる。

 

RVパークはこんな感じに、それぞれの土地のイメージにあわせて作られている。

それぞれの特色があるのでこれだったら長いロードトリップも飽きないかも。

 

 

 

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が広い。

周りは牧場?だらけでした。

ちょっと臭かった笑

 

 

 

 

 

アメリカの交通

アメリカの田舎道の制限速度は、場所によって違うけど時速50マイル(80キロ)とかで、街の周辺とかになると35マイルとか40マイル(55~65キロ)になってて、交通はとてもスムーズで合理的だった。

 

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道もしっかりしてて路面が荒れ荒れなんてことはなかったのでスピード出してても快適に運転できた。

さすが車社会だなぁと。

 

 

あと、片側一車線の道でも基本的に追い越しできる。

アメリカの道路のセンターラインは黄色の線が2本引かれてる。

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実線のところは追い越し不可

破線は追い越しを意味している。

上の写真の場合は、どっちも追い越し不可。

 

 

 

交差点やカーブなどで先の状況がわかりずらいところでは追い越し不可。

起伏のあるところは、登りが追い越し不可で下りは追い越し可といった具合に、とても合理的な規制だった。

 

あと信号は基本的に都市部にしかなくて、田舎の交差点は全方向一時停止の標識があるだけみたいな。

 

他にも、赤信号でも右折はできる(例外もある)、一般車は踏切で一時停止しなくていい、もうすぐ一時停止の標識あるよーって標識の存在など、日本にも取り入れてほしいシステムがいっぱいあった。

 

 

 

アメリカについていきなり運転なので慣れるまで時間は必要だけど、慣れればすごく快適。

 

アメリカの交通システムはものすごい発達している。